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複利の凄さ
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複利の凄さ

利子のつき方には、単利と複利があります。

100万預けて年間1%の単利というときは、100万円x0.01=1万円の利子が1年後得られて、2年後も100万円x0.01=1万円の利子、3年後も同じく利子は1万円、という風に毎年元金にのみ1%の利子が適用され続ける状態です。

これに対して、複利の場合。同様に100万預けて年間1%の複利というときは、100万円x0.01=1万円の利子が1年後得られて、その得られた利子は元金の100万円と加算されて、2年後(100万円+1万円)x0.01=1.01万円の利子を得る。3年後(100万円+1万円+1.01万円)x0.01=1.0201万円の利子がつく。

いわば、複利の場合は得られた利子が再投資されるという感じです。

複利の効果がどれほど凄いかというと、上の例では利率が1%で計算したので、単利と複利の差がそれほど強く現れませんでしたが、利率が10%、20%になった場合に、毎年どのように増えていくかそれぞれ計算してみたいと思います。

利率 単利1% 複利1% 単利10% 複利10% 単利20% 複利20%
はじめ 100万円 100万円 100万円 100万円 100万円 100万円
1年後 101 101 110 110 120 120
2年後 102 102.01 120 121 140 144
3年後 103 103.03 130 133.1 160 172.8
4年後 104 104.06 140 146.41 180 207.36
5年後 105 105.10 150 161.05 200 248.83
6年後 106 106.15 160 177.16 220 298.6
7年後 107 107.21 170 194.87 240 358.32
8年後 108 108.29 180 214.36 260 429.98
9年後 109 109.37 190 235.79 280 515.98
10年後 110 110.46 200 259.37 300 619.17


この表を見てもらえばわかるように、100万円を単利1%で運用しても10年後たったの10万円しか増えないのです。つまり、資産は1.1倍。銀行の預金などはこのレベルです。これでは資産を眠らせてしまい、銀行側が得する一方です。

それに比べて、単利20%なら200万円増える、つまり資産は3倍になります。 これが複利になると、なんと10年後には資産は約6倍強になるのです!

今回は、元手が100万でしたが、この元手が1000万なら複利20%10年で6191.7万円にも膨れ上がるのです。



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