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財務の健全性をみようA
キャッシュフロー(CF)
キャッシュフローには営業CF、投資CF、財務CFとあります。
営業CFとは、本業によるキャッシュの増減。
投資CFとは、設備投資の支払いや投資などから資産や有価証券の売却収入を引いたもの。
財務CFとは、借金や社債発行による資金調達や配当金の支払いなどのお金の動き。
このなかで一番重視すべきは営業CFです。本業からの収入がマイナスを続けて出しているようでは、会社の収益体質が慢性的に悪いということであり、このままだと将来的に損失が積み重なり危険だと判断されます。
債務超過
株主資本がマイナスになっている状態です。これは赤字が蓄積されて資本金を上回ってしまった状態です。この状態だと、会社の解散価値はゼロとなり、すごく危険な状態だといえます。
間違ってもこんな会社には投資しないようにしましょう。
格付け
社債の返済能力を評価したものが格付けです。これもまた財務の健全性を評価するのに役立ちます。
日本で格付け業務をやっている会社は主にS&P(スタンダード&プアーズ)、ムーディーズ・ジャパン、日本格付研究所、格付投資情報センターなどがあります。AAA、AA、A、BBB、BB、、、という順で債務履行能力が評価されています。AAAへいくほど債務履行能力が高いということで、より安全といえるでしょう。
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