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辛抱すること

株の取引をやっていてつくづく思うことは、「辛抱」が大事だということです。

言い換えると、「自己管理」ともいえます。

例えば、どんどん伸びている株を保有していたとして、このときの心理はどうでしょうか。まだまだいける、まだ売るべきじゃない持っておこうと思うのが人間です。いくらでも欲が沸いてくるのです。

そうこうしているうちに、株価はピークを過ぎてしまい、気づいたら買ったときの株価より下がってしまっている、なんてことにもなりかねません。

逆に、どんどん下がっていく株を保有していたとして、このときの心理はどうでしょうか。不安です。このままどこまでも下がり続けてしまうのではないか。周りはみんな売ってるし、この会社はもう駄目なんじゃないか、みたいな感情が沸いてくると思います。

そこで、耐えかねて売却すると、わずかにそこから下げたと思ったら、反発して、結局下がり始める前の株価を上回ってしまった、なんてこともあります。

心理というのは、不安定です。上の例のように、すぐに周りに流されてしまい、正確な判断ができなくなります。


では、こういった不安定な心理を自己管理するにはどうすればよいでしょうか。

ひとつは、周りの意見に左右されない、括弧たる自分の見解を持つことだと思います。

この会社の妥当な株価はいくらだとか、いくら上がれば売る、いくら下がれば損きりする、といったことをあらかじめ自分の中ではっきりと持っておくことが大事なのかな、と思います。

もうひとつは、日々の株価の動向はチェックしないこと。日々の上げ下げに一喜一憂していたのでは、精神的に疲れるし、正しい判断はできなくなると思います。


でもまあこうやって書いていますけど、心理を完璧に自己管理するなんて難しいですけどね。僕のなかでの目標です。

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