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割安株投資術
今回は、割安株投資術をご紹介します。
この投資術は、株式投資の王道ともいえる投資術です。
簡単に言えばこの投資術は、価値が低く評価されているときに仕込んでおいて、株価が上昇したときに売り抜けるというものです。
例えば、一株100円の株を1000株買っておいて、株価が300円になったときに売れば、儲けは20万円です。
この投資術は一見簡単に思えると思います。たしかに全然複雑ではありません。要は安いときに買って、高くなって売ればよいのです。世の中にはいろんな投資術が出回っていますが、なんで皆この簡単で明快な投資術をやらないんだとさえ思えてきます。
ところが、この投資術。一見、単純明快にみえますが、いくつか乗り越えなくてはいけない難点があります。
まず一点目。
割安な株を見つけることの難しさ。
株価が割安だと判断するのはなかなか難しいと思います。簡単な評価方法でいえば、PERやPBRによる判断。
また、その会社の将来の成長度合いに対して、現状の株価が安いとの判断。
その他、その会社が持つ資産が過小評価されていることによる割安との判断。
これらを総合的にみて、割安株だと判断するのです。実際、定量的に調べて、目標株価を自分で求めて投資するとよいと思います。
二点目。
株価が正当に評価されて上昇するまで待つことの難しさ。
自分では先ほどの割安株評価で○○円が妥当な株価だと思っているのに、なかなか市場はその値段をつけない。さらには、買った株価より下がってきている。なんて状況になったときに果たして辛抱してその株を持ち続けていられるかという点です。
ここでは精神的な強さが要求されると思います。
以上の二点がこの投資術の難しさであると思います。
しかし逆に言えば、この二点を乗り越えることができる人にとってみれば、割安株投資術はこの上ない投資術であるといえます。
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